経口弱毒生ヒト ロタウイルス ワクチン
任意接種(自費)・個別接種 |
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乳幼児のロタウイルス感染による胃腸炎を予防するためのワクチン(ロタテック)です。生後6週~32週までの赤ちゃんにしか投与できません。 ロタウイルス胃腸炎は以前「白色便性下痢症」と呼ばれ、赤ちゃんの嘔吐下痢症の代表格でした。最近はノロウイルスのほうが有名になりロタウイルスという名前を聞いたことがない若いお母さんも多いようです。 ロタウイルスに感染すると、通常は胃腸炎をおこし下痢や嘔吐を認めます。重症化すると脱水症状などで入院治療が必要になることもあります。 更に、ロタウイルス脳炎(脳症)という病気になり、神経系の後遺症を残すことも稀にあります。 今までは有効な予防策はありませんでしたが、ロタウイルスワクチンの接種(内服)により、感染を予防できるようになります。 |
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10,500円/回で、3回経口接種です。 |
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WHO(世界保健機構)は、発展途上国の乳幼児死亡を減らす目的でロタウイルスワクチンの接種を推奨しています。 |
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ロタウイルスによる胃腸炎の予防
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国内臨床試験(承認時) 接種症例508例(生後6週0日~14週6日までの赤ちゃん) 接種後30日間の副反応 易刺激性37例(7.3%)・・・接種後に機嫌が悪くなること 下痢18例(3.5%) 咳嗽・鼻漏17例(3.3%) |
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どのワクチンにも「接種不適当者」という項目があります。例えば「接種当日に、熱があるお子さん」、「かぜや気管支炎などの病気にかかっている時期のお子さん」などです。 |