地図状舌
舌にいろいろな模様が現れ、日によって変化します。舌の表現に、周囲が白色で緑取られたような赤いさまざまな形の斑点ができる状態です。日によって形を変え、くっついたり、大きくなったりして、世界地図のように見えるため、この名前がついています。滲出性体質といわれ、腺病質な子どもに生後4ヶ月ごろから見られるといわれています。原因は不明で、赤い斑点は数日で消えることもありますが、場所が形を変えて長く続くことが多いようです。痛みやかゆみなどはほとんどありませんが、たまに、ミルクや離乳食がしみることもあります。味覚に影響ないようです。
とくに治療の必要はなく、6~7才ごろになるとだんだんできなくなります。体質なので、薬を飲んでも変わりません。