エコーウイルスは夏風邪のウイルスの一種です。
エコーウイルスの熱は1~2日高熱が出たあと、一旦下がって、再び半日程度熱が上がることが多いです(2峰性の熱)。咳鼻水はほとんどなく、解熱後に頬(頬の発疹が一番の特徴です)と手足に細かい発疹がでるのが特徴です。
エコーウイルスの熱の経過です。下面をクリックすると拡大します。
治療は?
ウイルスの感染症なので、抗生剤(細菌にしか効きません)は無効です。(抗ウイルス薬があるのはインフルエンザウイルス、水痘帯状疱疹ウイルス、ヘルペスウイルスだけです)
自然経過で治りますし、咳鼻水などの症状はほとんどないので、薬なしで経過をみます。
エコーウイルスの発疹です。写真をクリックすると拡大します。